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ロレックス10ポイントダイヤレディース買取価格!高額査定ガイド

ロレックス10ポイントダイヤレディース買取価格!高額査定ガイド

「ロレックス 10ポイントダイヤ レディースモデルの買取価格って、今いくらくらいなんだろう?」とか、「昔買ったデイトジャスト テン ポイント、もしかして高く売れるかも?」なんて気になっていませんか?

結論から言うと、ロレックス 10ポイントダイヤ レディースモデルの買取価格は、現在も高い水準を維持しています。 ただ、モデルの状態や製造年、例えば30年前のロレックス レディースモデルの買取価格と、20年前のロレックス レディースモデルの買取価格では査定額が大きく変わることがあります。

特にロレックス デイトジャストは人気が高く、ロレックス デイトジャスト レディース 買取相場の中でも10p ダイヤ レディースモデルは別格の扱いなんです。

この記事では、高級腕時計専門家のケンが、最新のロレックス デイトジャスト買取価格相場はもちろん、ロレックス テン ポイント レディース 買取価格の動向、ロレックス デイトジャスト ピンク 買取価格の事例、さらには「ロレックスのレディースで1番人気なのは?」や「ロレックスで買取が高いモデルは?」といった疑問まで、詳しく解説していきますね。

ロレックス デイトジャスト テン ポイント 買取や30年前のロレックス デイトジャスト買取価格、ロレックス デイトジャスト買取 ランキング、ロレックス デイトジャスト 10p ダイヤ レディース 定価との比較など、気になる情報を網羅します。

  • ロレックス10Pダイヤレディースの最新買取相場
  • 年代別(20年前・30年前)の価格動向
  • 人気モデル(ピンク文字盤など)の買取事例
  • 買取価格に影響する査定の重要ポイント

高級腕時計専門家ケン
高級腕時計専門家ケン

こんにちは、高級腕時計専門家のケンです。時計の買取って、特に大切なロレックスとなると「安く見積もられたらどうしよう…」って不安になりますよね。

僕も昔、初めて時計を査定に出した時はドキドキしました。だからこそ、この記事では「なぜその価格になるのか」という理由をしっかりお伝えして、皆さんが納得して大切な時計を手放せるよう、全力でサポートするつもりです。

一緒に適正な価格を知っていきましょう!

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ロレックス10ポイントダイヤレディース買取価格の最新相場

ロレックス10ポイントダイヤレディース買取価格の最新相場

ロレックスのレディースで1番人気なのは?

結論から言うと、ロレックスのレディースモデルの中で圧倒的な人気を誇るのは「デイトジャスト」です。

その理由は、まず流行に左右されない普遍的なデザインにあります。1945年に登場して以来、基本的なデザインコードを守り続けており、「一目でロレックスと分かる」象徴的な存在です。この安心感が、世代を超えて支持される最大の理由ですね。

さらに、圧倒的なバリエーションの豊富さも人気の秘密です。 素材だけでも、実用的な「ステンレススチール」、高級感のある「イエローゴールドコンビ」や「エバーローズゴールド(ピンクゴールド)コンビ」、さらには「金無垢」や「プラチナ」まで選べます。

文字盤の色も定番のシルバー、シャンパン、ブラックから、人気のピンク、ブルー、あるいはシェル(真珠母貝)といった特殊素材まで多岐にわたります。

中でも、文字盤のインデックス(時刻表示)に10個のダイヤモンドがセッティングされた「10ポイントダイヤ」モデルは、実用性に加えてさりげない高級感と華やかさを演出できるため、長年にわたり女性からの支持が最も厚いモデルと言えるでしょう。

他の「オイスターパーペチュアル」がシンプルさで人気を集めたり、「ヨットマスター」のレディースモデルがスポーティーさで選ばれたりすることもありますが、買取市場での需要の安定感や知名度、リセールバリュー(再販価値)の高さは、デイトジャストが群を抜いています。

ロレックス デイトジャスト 10p ダイヤ レディース 定価

ロレックス デイトジャスト 10p ダイヤ レディース 定価

ロレックス デイトジャスト 10p ダイヤ レディースモデルの定価は、素材の組み合わせや仕様によって大きく異なります。

ロレックスは近年、世界的な需要の高まりや原材料費、為替の変動などを理由に、価格改定を年に1回、多い時で2回以上行うことも珍しくなくなりました。そして、その傾向は一貫して上昇傾向が続いています。これが中古市場の買取価格にも直接的な影響を与えているんですね。

例えば、現行モデル(2025年10月時点の参考情報)で見ると、ステンレススチールとイエローゴールドのコンビモデル(Ref. 279173Gなど)は、180万円を超える価格設定になっています。数年前は150万円前後だったことを考えると、その上昇ぶりが分かります。

また、ベゼルがホワイトゴールド製のコンビモデル(Ref. 279174G)でも170万円台です。これが金無垢モデルや、ベゼルやブレスレットにもダイヤが施されたモデルになると、定価は数百万円から1,000万円を超えるものまで存在します。

このように新品の定価が高騰し続けていることは、すでに所有している時計(中古品)の価値をも押し上げる大きな要因の一つになっています。最新の正確な定価については、ロレックス公式サイトで確認するのが最も確実です。

ロレックス デイトジャスト レディース 買取相場

ロレックス デイトジャスト レディースモデルの買取相場は、非常に幅広く、状態やモデルによっては数十万円から、豪華なモデルでは百万円以上になることも珍しくありません。

なぜなら、前述の通りバリエーションが非常に多いことに加え、査定価格は多くの複合的な要因によって決まるからです。

【買取相場に影響する主な要因】

  • 素材:ステンレススチール(SS)、イエローゴールドコンビ(YG)、エバーローズゴールドコンビ(PG)、ホワイトゴールドコンビ(WG)、各種金無垢(ゴールド, プラチナ)など。一般的に貴金属の使用量が多いほど高額になります。
  • ダイヤ:10Pダイヤ、ベゼルダイヤ、ラグダイヤ、文字盤全体(パヴェダイヤ)など、ダイヤの量と質。
  • 文字盤:色(ピンク、シャンパン、シェル、ブルー、グリーンなど人気の色)や素材(シェル、メテオライトなど)。
  • 年代:型番(リファレンスナンバー)によって新旧が分かれます。新しいモデルほど高値が付きやすい傾向がありますが、一部のヴィンテージモデルは例外です。
  • 状態:最も重要な要素の一つです。ガラスの欠け、ケースやブレスの傷の深さ、ブレスレットのヨレ(伸び)、動作状況(精度)など。
  • 付属品:状態と並んで最も重要な要素です。特に保証書(ギャランティカード)の有無は査定額に直結します。その他、箱、余りコマの有無も影響します。

例えば、10ポイントダイヤがないシンプルなステンレスモデル(例: Ref. 179160)であれば30万円台からの買取実績もありますが、同じ年代の10ポイントダイヤ付きイエローゴールドコンビモデル(例: Ref. 179173G)になると、状態が良く付属品が完備していれば80万円を超えることも十分あり得ます。

このように、同じデイトジャストでも価格差が非常に大きいのが特徴です。

ロレックス デイトジャスト買取価格相場をチェック

ロレックス デイトジャスト買取価格相場をチェック

ご自身の時計のおおよその買取価格相場を知りたい場合、買取専門店のウェブサイトで公開されている買取実績をチェックするのが最も手軽で効果的な方法です。

多くの専門店では、モデルの型番(リファレンスナンバー)ごと、あるいは特徴(例:「デイトジャスト 10Pダイヤ コンビ」など)ごとに、実際の買取価格や買取上限価格を掲載しています。これにより、お持ちの時計が今どれくらいの価値があるのか、おおよその目安を立てやすくなります。

参考として、一般的な買取相場の一例(10Pダイヤモデル中心)を表にまとめますね。これはあくまで一例であり、市場の動向や在庫状況によって日々変動する点にご注意ください。

モデル(型番例)素材特徴一般的な買取相場(目安)
69173GSS/YGコンビ30年程前・旧ダイヤ・カレンダー送りが個別でできない約25万円~40万円
79174GSS/WGベゼル20年程前・新ダイヤ・カレンダー送り操作が向上約30万円~45万円
79173GSS/YGコンビ20年程前・新ダイヤ・カレンダー送り操作が向上約35万円~50万円
179173GSS/YGコンビ新世代モデル(ケース・ブレスが堅牢に)約60万円~85万円
179174GSS/WGベゼル新世代モデル(ケース・ブレスが堅牢に)約55万円~80万円
279173GSS/YGコンビ現行モデル(28mmケース・新ムーブメント)約90万円~120万円
179383GSS/YGコンビベゼルダイヤ(より豪華な仕様)約100万円~130万円

【ご注意ください】
上記の価格は、あくまで良好な状態(Aランク以上)で、かつ保証書や余りコマなどの付属品が揃っている場合の目安です。

時計本体の傷が深い場合、ブレスレットのヨレ(伸び)がひどい場合、ガラスが欠けている場合、そして何より保証書(ギャランティカード)が無い場合は、ここから数万円、時には十万円単位で減額される可能性があります。ご注意ください。

ロレックス テン ポイント レディース 買取価格の動向

ロレックスの「テン ポイント(10Pダイヤ)」モデルの買取価格は、近年、全体的に顕著な上昇傾向にあります。

この背景には、いくつかの複合的な理由があります。

  1. ロレックス全体の人気と価格高騰:
    まず、「デイトナ」や「サブマリーナー」といったプロフェッショナル(スポーツ)モデルの異常とも言える価格高騰があります。これらのモデルが注目されることで、ロレックスブランド全体の評価や知名度が一層高まり、その波及効果としてデイトジャストのような定番モデルの相場も全体的に押し上げられています。

  2. 現行モデルの度重なる定価上昇:
    前述の通り、新品の定価が継続的に上がっているため、「新品で買うよりも状態の良い中古品を」と考える層が増え、中古市場の需要が高まっています。新品価格の上昇は、中古品の価格上限を引き上げる効果もあります。

  3. 廃盤モデルの希少価値:
    すでに生産終了(廃盤)となったモデル、特に「ピンクシェル」や「ブルーグラデーション」といった特殊な文字盤、あるいは特定の世代のモデル(例: Ref. 179173Gなど)は、市場に出回る数が時間とともに減っていきます。そのため、状態の良い個体の希少価値が高まり、価格が上昇する傾向にあります。

ほんの数年前までは、デイトジャストのようなレディースモデルは、購入時の定価を下回る買取価格が一般的でした。しかし現在では、モデルや状態、購入時期によっては、購入時の価格に近い、あるいは場合によってはそれを超える価格が付くケースも出てきているのが現状です。

これは、ロレックスが単なる「時計」ではなく、「資産」としての側面も強く持つようになってきている証拠と言えますね。

ロレックスで買取が高いモデルは?

ロレックスで買取が高いモデルは?

「ロレックス=買取が高い」というイメージがありますが、その中でも特に高値が付きやすいモデルには、はっきりとした特徴があります。

ブランド全体で見れば、やはり「デイトナ」「サブマリーナー」「GMTマスターII」といったプロフェッショナル(スポーツ)モデル、特にステンレススチール製のモデルが、定価をはるかに超える異常なプレミア価格で取引されており、買取価格も最も高くなります。

では、レディースモデルに限定するとどうでしょうか。 この場合、やはり「デイトジャスト」が最も高価買取を期待できるモデルであることは間違いありません。その中でも、特に高額な査定が出やすいのは、以下の特徴を持つ、より豪華な仕様のモデルです。

【レディースで特に買取が高いモデルの特徴】

  • 素材が豪華(金無垢・プラチナ):
    ステンレスとのコンビモデルよりも、ケースやブレスレット全体がK18イエローゴールド、K18エバーローズゴールド、K18ホワイトゴールド、あるいはプラチナ(Pt950)で作られた「金無垢」「プラチナ無垢」モデルは、素材価値だけでも非常に高額になるため、買取価格も群を抜いて高くなります。
  • ダイヤモンドが豪華:
    文字盤の10Pダイヤだけでなく、ベゼルやラグ(ブレスの付け根)、さらにはブレスレットの中央のコマ(センターダイヤ)にもダイヤモンドがセッティングされた豪華なモデル(例: Ref. 179383G(ベゼルダイヤ)、Ref. 179158G(ベゼル・ラグダイヤ)など)は、当然ながら高額です。
  • 希少な文字盤:
    天然素材であるシェル(真珠母貝)や、非常に希少なメテオライト(隕石)を使用した文字盤、あるいは鮮やかな宝石を散りばめた文字盤は、生産数が少ないため希少価値が高く、プラス査定の大きな要因となります。

金素材(K18)の資産価値

ロレックスのコンビモデルや金無垢モデルの買取価格が高い大きな理由は、時計の価値に加えて「素材そのものの価値」が上乗せされるためです。

ロレックスのゴールドモデルに使用されるK18(18金)は、大手地金商によって日々価格が公表されています。

例えば、田中貴金属工業では、2025年10月21日公表のリサイクル価格(買取価格)でK18を「16,026円/g」としています。

金価格は近年歴史的な高騰を続けており、時計に使われている金の重量分だけでも高い資産価値を持つことが、高価買取の強力な裏付けとなっています。

出典:田中貴金属工業「最新のリサイクル価格表」(2025年10月21日時点)

これらのモデルは、定価も数百万円からと非常に高額ですが、中古市場においても「より豪華で特別なモデル」を求める需要が確実にあるため、買取店も積極的に高値で買い取る傾向にあります。10Pダイヤモデルは「定番の高級品」ですが、これらは「特別な高級品」として別格の扱いを受けることが多いですね。

人気のロレックス デイトジャスト買取 ランキング

デイトジャスト 10Pダイヤモデルの中で、特に買取市場で人気があり、多くの買取店が在庫として欲しがる(=高値が付きやすい)組み合わせを、ランキング形式でご紹介しますね。

これはお店の在庫状況やその時々のトレンドによっても変動しますが、一般的に長期間にわたり需要が安定しているのは以下のモデルです。

第1位:イエローゴールドコンビ (SS/YG) × シャンパン文字盤 (10Pダイヤ)
まさに「ロレックスの定番」と聞いて多くの方がイメージする、王道の組み合わせです。Ref. 69173G、79173G、179173G、279173Gと、どの年代のモデルにおいても常に高い人気を誇ります。流行に左右されない普遍的なデザインは、中古市場での需要が最も安定しており、買取店としても非常に売りやすいため、高価買取が期待できます。

第2位:エバーローズゴールドコンビ (SS/PG) × チョコレート / ピンク文字盤 (10Pダイヤ)
ここ数年で人気が急上昇しているのが、ロレックス独自のピンクゴールドである「エバーローズゴールド」のコンビモデルです。肌なじみが良く、上品で優しい印象を与えるため、特に女性からの支持が厚いです。文字盤も同系色の「チョコレートブラウン」や「サンダスト(ピンク系)」が特に人気で、買取価格も高値で推移しています。

第3位:ホワイトゴールドコンビ (SS/WG) × シルバー / ブラック / ブルー文字盤 (10Pダイヤ)
一見するとステンレスモデルのようなスッキリとした見た目ながら、ベゼルの「フルーテッドベゼル」がホワイトゴールド製であるため、ステンレスにはない独特の鋭い輝きを放ちます。この「さりげない高級感」が根強い人気です。文字盤は、定番のシルバーやブラックに加え、知的な印象を与えるブルーや、シックなグレー(スレートローマ)なども高値が付きやすい傾向にあります。

番外:シェル(MOP)文字盤モデル
ホワイトシェル、ピンクシェル、ブラックシェルなど、天然の真珠母貝(Mother of Pearl)を使用した文字盤は、同じ模様が二つとない「一点物」としての特別感があります。光の当たる角度によって様々な表情を見せるため非常に美しく、通常の文字盤よりもプラス数万円~十数万円の高い査定が期待できる、人気の高い仕様です。

高級腕時計専門家ケン
高級腕時計専門家ケン

どうでしょう? 最新の相場観、なんとなく掴めてきましたか? 「え、こんなに高いの!?」と驚かれたかもしれませんね。でも、ロレックスのすごいところは「古いから価値が下がる」とは一概に言えない点なんです。次のセクションでは、「20年前」や「30年前」のモデルが今、実際にいくらで取引されているのか、具体的な価格を見ていきますよ。皆さんのタンスに眠っている時計が、お宝かもしれません!

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年代・モデル別ロレックス10ポイントダイヤレディース買取価格

年代・モデル別ロレックス10ポイントダイヤレディース買取価格

20年前のロレックス レディース 買取価格

20年前、つまり2000年代半ば頃(1999年~2005年頃)に主流だったモデル(型番が5桁で7万番台、例: Ref. 79174G や Ref. 79173Gなど)も、現在の中古市場で非常に人気があり、高値で取引されています。

理由は、デザインがより現行モデルに近く、機能面でも信頼性が高いためです。例えば、この世代からカレンダーの日付を単独で早送りできる「クイックチェンジ機能」が搭載され、実用性が格段に向上しました。また、ブレスレットの堅牢性なども向上しています。

買取価格の目安としては、10Pダイヤ付きのイエローゴールドコンビモデル(Ref. 79173G)であれば、35万円~50万円程度。ステンレス/WGベゼルのモデル(Ref. 79174G)でも30万円~45万円程度が期待できます。(いずれも付属品完備・美品の場合)

この年代のモデルは、まだ「ヴィンテージ」と呼ばれるほどの古さはなく、むしろ「実用的な中古品」としての需要がメインです。そのため、査定においては、時計本体の状態(傷やブレスのヨレ)や動作精度が、よりシビアに価格に反映される傾向があります。逆に言えば、大切に使われてきて状態が良い個体は、古いモデルであっても高値が付きやすいと言えますね。

30年前のロレックス レディース 買取価格

30年前のロレックス レディース 買取価格

30年前、つまり1990年代半ば頃に主流だったモデル(型番が5桁で6万番台、例: Ref. 69174G や Ref. 69173Gなど)も、もちろん高価買取の対象となります。

ロレックスは非常に耐久性が高い時計ブランドです。そのため、30年前に製造された時計であっても、一般社団法人 日本時計協会が推奨するような定期的なメンテナンス(オーバーホール)さえしっかり行っていれば、問題なく現役で使い続けることができます。

ロレックスが推奨するメンテナンス周期

30年前のモデルであっても価値が維持されるのは、定期的なメンテナンス(オーバーホール)によって性能が保たれるためです。

ロレックス(メーカー)自身も定期的なオーバーホールを推奨しています。従来は「3~5年ごと」が一般的でしたが、近年のムーブメントや潤滑油の技術向上により、ロレックスの公式サイトでは現在「およそ10年以内に1度」のメンテナンスを推奨しています。

このようにメーカーが長期の性能維持を前提としていることが、古いモデルであっても高い信頼性と資産価値が認められる理由の一つです。

出典:ロレックス公式サイト「ロレックスのお手入れとサービス」

この年代のモデルは、現行モデルにはない「ヴィンテージ感」や「アンティーク」としての魅力も出始めています。例えば、風防(ガラス)がプラスチック製からサファイアクリスタル製に切り替わった時期でもあり、個体によって仕様が異なる面白さもあります。一方で、ブレスレットの構造が古く、長年使用していると駒と駒の間に隙間ができて「ヨレ」と呼ばれる伸びが出やすいのが特徴です。

買取価格の目安は、10Pダイヤモデル(例: Ref. 69173G)で、状態が良ければ25万円~40万円程度です。この年代になると、前述のブレスのヨレ具合や、文字盤のコンディション(シミや夜光塗料のヤケなど)、そして付属品の有無によって、査定価格の差がより顕著になりますね。

30年前のロレックス デイトジャスト買取価格

前述の通り、30年前のデイトジャスト(Ref. 69173Gや69174Gなど)は、現行モデル(Ref. 279173Gなど)に比べると買取価格相場は下がりますが、それでも他のブランド時計と比べれば非常に高い価値を維持しています。

この年代のモデルの査定で特に重要視されるのは、以下の点です。これらは査定士が必ずチェックするポイントですよ。

  • 保証書(ギャランティ)の有無:
    古いモデルほど、本物である証明と、その時計の素性を確認するために保証書の重要性が増します。「いつ、どこの国で販売されたか」が分かる情報は、コレクターにとっても重要なんです。

  • ブレスレットのヨレ(伸び):
    時計を横に持った時に、ブレスレットがどれくらい垂れ下がるかを見ます。ヨレがひどいと(ダラリと垂れ下がると)、修理や交換が必要と判断され、数万円単位での減額対象になります。

  • 文字盤の状態(コンディション):
    湿気などの影響で、文字盤にシミや腐食(プツプツとしたサビ)が出ていないか、インデックスの夜光塗料が変色したり剥がれたりしていないかをチェックします。文字盤の交換は高額なため、状態が悪いと大きく減額されます。

例えば、Ref. 69173G(コンビ・10Pダイヤ)で、購入時の保証書が揃っており、ブレスレットのヨレも少ない美品であれば、アンティークとしての価値も評価され、40万円近い価格が付くケースもあります。逆に付属品が一切なく、ブレスもヨレヨレ、文字盤にもシミがある…となると、20万円台前半、あるいはそれ以下になることもあり、個体差(状態の差)が非常に大きいのがこの年代の特徴です。

ロレックス デイトジャスト ピンク 買取価格の事例

ロレックス デイトジャスト ピンク 買取価格の事例

レディースのデイトジャストにおいて、「ピンク文字盤」は非常に人気の高いカラーであり、他の定番カラー(シルバーやシャンパン)と比較して、高価買取が期待できる要素の一つです。

理由はシンプルで、日本人の肌色によく馴染み、上品で女性らしい優しい印象を与えられるため、中古市場でも指名買いで探している方が多いためです。買取店としても、ピンク文字盤は「売れ筋商品」として在庫を確保したいため、査定額を頑張ってくれる傾向にあります。

買取価格に与える影響の事例としては、

  • ピンクシェル(MOP):
    天然の真珠母貝を使用したピンク色の文字盤です。光の加減でオーロラのように色合いが変わり、非常に高級感があります。通常の文字盤のモデルと比較してプラス数万円~十数万円の査定アップが期待できる、最も人気の高い文字盤の一つです。

  • ピンク(ローマ数字や10Pダイヤ):
    ステンレス/WGベゼルのモデル(例: Ref. 79174Gや179174G)でピンク文字盤の場合、定番のシルバー文字盤などと比べて、数万円高く査定される傾向があります。特に10Pダイヤとの組み合わせは華やかさが増し、人気が集中します。

  • エバーローズゴールドコンビ × ピンク文字盤:
    素材のピンクゴールド(エバーローズゴールド)の色と、文字盤のピンク(サンダストなど)の色が完璧にマッチした、非常に人気の高い組み合わせです。これは「鉄板」とも言える組み合わせで、買取店としても積極的に高値を提示してくれます。

もしお持ちのデイトジャストがピンク文字盤であれば、それは大きなアピールポイントになりますよ。

ロレックス 10Pダイヤ 買取に関するよくあるご質問FAQ

保証書(ギャランティ)がないと買取価格は下がりますか?

はい、保証書がない場合、買取価格は下がる可能性が高いです。 モデルにもよりますが、数万円から、人気のスポーツモデルなどでは数十万円の減額になることもあります。

箱やブレスレットの余りコマも査定に影響しますか?

影響します。特に余りコマは重要です。 箱は減額幅が小さいことが多いですが、ブレスレットのコマが足りないと数万円単位で減額対象になるため、必ず揃えておきましょう。

30年以上前で動かないロレックスでも買い取ってもらえますか?

買い取ってもらえる可能性は非常に高いです。 ロレックスは修理(オーバーホール)して再販できるため、動かなくても価値があります。諦めずに一度査定に出してみることをおすすめします。

10Pダイヤの「旧ダイヤ」と「新ダイヤ」って何ですか?

ダイヤを留めている台座の形の違いです。 1990年代頃までの「旧ダイヤ」は四角い台座、それ以降の「新ダイヤ」は八角形の台座が特徴です。一般的に新ダイヤの方が人気は高い傾向にあります。

ロレックス デイトジャスト テン ポイント 買取のコツ

ロレックス デイトジャスト テン ポイント 買取のコツ

大切なロレックス デイトジャスト テン ポイント(10Pダイヤ)を、どうせなら少しでも高く買い取ってもらいたいですよね。そのために押さえておくべき、いくつかの重要なコツがあります。

結論から言うと、「①付属品を完璧に揃えること」「②信頼できるお店を複数比較すること」が最も重要です。

1. 付属品をすべて揃える(特に保証書)

税関が差し止める「偽ブランド時計」の実態

ロレックスのような高級時計の買取で保証書が重視される背景には、模倣品(偽物)の流通リスクがあります。実際に、財務省 税関の発表によると、全国の税関で輸入が差し止められた知的財産侵害物品は高水準で推移しています。

例えば、令和6年(2024年)の名古屋税関管内では、輸入差止件数の約81.5%が偽ブランド品などの「商標権侵害物品」でした。

このように公的な水際対策が強化されている一方で、市場には依然として模倣品が存在するため、買取店は「本物である証明」として保証書を厳しくチェックしています。

出典:財務省 名古屋税関「輸入差止件数が3年ぶりに2,000件超」(令和7年3月7日発表資料)

保証書(ギャランティカード)は、その時計が「本物であること」そして「正規のルートで販売されたこと」を証明する、最も重要な書類(付属品)です。これがあるかないかで、査定額が数万円から、モデルによっては十数万円も下がってしまう可能性があります。査定に出す前には、家のどこかにないか徹底的に探してください。


また、購入時にブレスレットのサイズ調整で外したコマ(余りコマ)も非常に重要です。これが無いと、次に購入する方の腕のサイズに合わせられなくなり、不足分のコマ代(金無垢やコンビのコマは非常に高額です)として減額対象となります。 もちろん、外箱や内箱も、揃っている方が「大切に保管されていた」という印象を与え、高評価(あるいは減額なし)に繋がります。

2. 時計を綺麗な状態にしておく

査定に出す前に、柔らかいクロス(メガネ拭きなど)で、ケースやブレスレットについた指紋や皮脂汚れを軽く拭き取っておきましょう。 これは査定額そのものを直接上げる行為ではありませんが、査定士への印象が格段に良くなります。「大切にに使われてきた時計だな」と判断されれば、査定士も可能な限り良い評価を付けようと努力してくれるものです。

ただし、絶対にやってはいけないのが、研磨剤(コンパウンド)などで無理に磨くことです。下手に磨くと、かえって傷を増やしたり、ケースの角(エッジ)が丸まってしまったり(これを「痩せる」と言います)、時計の価値を著しく下げてしまいます。あくまで優しく拭く程度にしてください。

3. 複数の買取専門店で査定する

これは手間がかかるように見えて、最も効果的な方法です。買取価格は、お店によって数万円単位で差が出ることが日常茶飯事です。 なぜなら、お店ごとに以下のような事情が異なるからです。

  • そのモデルの在庫状況(在庫が少なければ高く買う)
  • 得意分野(レディースに強い、アンティークに強いなど)
  • 販売ルート(国内で売るか、海外で売るか)
  • その時のキャンペーン

最低でも2~3社見積もりを取り、価格を比較しましょう。その際、価格だけでなく、「なぜその金額なのか」を丁寧に説明してくれるか、対応が信頼できるかどうかも見極めるのが大事です。もし買取でトラブルになった場合は、消費者ホットライン(局番なしの188)などの公的機関に相談することも覚えておくと良いでしょう。

4. 修理(オーバーホール)はしないまま査定に出す

「長年使って動かなくなってしまった」あるいは「傷だらけだ」という場合、「修理(オーバーホール)してから売った方が高く売れるかも?」と考えるかもしれませんが、待ってください。

ご自身で正規店や修理工房にオーバーホールに出すと、数万円~十数万円の費用がかかります。しかし、その修理費用以上に買取価格が上がるケースは残念ながら稀です。

理由は、買取店は自社や提携の工房で、一般価格よりもはるかに安く修理(メンテナンス)ができるからです。そのため、動かない状態や傷がある状態のままで「修理費用がかかる分」を差し引いて買い取ってもらった方が、結果的に手元に残る金額が多くなることがほとんどです。余計な出費はせず、そのままの状態で査定に出すのが一番ですよ。

まとめ:ロレックス10ポイントダイヤレディース買取価格

ロレックス10ポイントダイヤレディースモデルの買取価格について解説してきました。最後に、この記事の要点をリストでまとめますね。

  • ロレックス10Pダイヤレディースの買取価格は高水準を維持
  • レディースで最も人気なのはデイトジャスト
  • 現行モデルの定価高騰が中古相場にも影響
  • 買取相場は素材(コンビ、金無垢)や状態で大きく変動
  • 10Pダイヤ(テンポイント)は安定した人気
  • 買取が高いのは金無垢やベゼルダイヤのモデル
  • コンビ素材やピンク文字盤は特に人気が高い
  • 20年前のモデル(7万番台)も需要が高く高値
  • 30年前のモデル(6万番台)も状態次第で高価買取
  • 古いモデルは付属品の有無と状態の差が価格に直結
  • ピンク文字盤は他の色より高値が付きやすい
  • 高価買取のコツは付属品(特に保証書)を揃えること
  • 査定は複数の専門店で比較するのがおすすめ
  • 売る前の修理(オーバーホール)は不要

【今日からできるアクションプラン】
お持ちのロレックスの買取価格が気になったら、まずは以下の2つを確認してみましょう。

1. 時計の型番(リファレンスナンバー)を確認する
(保証書に記載されています。分からなければ時計の特徴をメモしましょう)
2. 付属品を探す
(最重要は「保証書」。次に「余りコマ」「箱」です。全て揃っているかチェック!)

高級腕時計専門家ケン
高級腕時計専門家ケン

ここまでお読みいただき、ありがとうございました! ロレックス 10Pダイヤの魅力と、その価値の高さが伝わったら嬉しいです。30年前に購入した時計が、今もこれだけの価値を持つって本当にすごいことですよね。

皆さんが大切にしてきた時計が、次のオーナーさんへと繋がっていく…そのお手伝いができるのが、僕の何よりの喜びです。皆さんの大切な時計が、納得のいく価格で評価されることを心から願っています!

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